キカイガキライ管理人のすいる(@me_swill)です。
ブログのタイトルでもあるキカイガキライ。
由来もクソも、私自身が機械が死ぬほど嫌いというのが理由。
なんで機械が嫌いなのに臨床工学技士になったのかって?
知らなかったからだよ!
すいません、言葉が少々悪くなりました。でも本当なんです。
臨床工学技士になる養成校に行って初めて、この職種が何をするのか知りました。
もうね、愕然とした(笑)。
だって、機械が嫌いなんだもん。
ちなみにプラスドライバーは社会人になって初めて手にしました。
とにかく工学系が嫌い。できるだけそんな事項には近づきません。
そんな私が、ME1種を始めとした医療機器管理系の資格をある程度網羅している理由をお話します。
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上司や先輩に否定される資格取得行為
資格の取得を敢えて否定している輩がいます。
現場で働くことが一番なんだ!
知識だけで頭でっかちだ!
「仕事をするのは当たり前なんだよ!」と心で思ってますが、大人なので口にはしません(笑)。
皆さんも資格の話題になった時に、これに近いことを言われた経験があるはず。
本当にね、大きなお世話と言いたい。
「あなたの資格は何を持っているんですか?」と聞いてみたら
臨床工学技士の免許だけだ!
「ふざけんな!」と大きく言いたい。
まあ、こんな偉大な先輩たちの助言は胸のどこかにしまっといて資格はドンドン取っていきましょう!
資格を取ることが目的でも、個人的にはOKだと思います。だって、その分の努力をしているんだもの。
努力の成果が資格取得だし。
私が取得している医療機器管理系の資格
私が取得している医療機器管理系の資格はコチラです。
- ME1種
- 臨床ME専門認定士
- 医療機器情報コミュニケータ
- 医療情報技師
本当はコレに付け加えて「認定ホスピタルエンジニア」の取得も視野に入れています。
仕事しながら、かつ機械が嫌いなのによく取ったなと同僚によく言われます。
では、なぜこれほどまでに医療機器管理系の資格をごっそりと取得していったのか?
現場では臨床工学技士=機械屋
どれだけ臨床の方で活躍しても、工学の冠は外せません。
やはり現場で求められるのは臨床と工学どちらもということを、社会に出て痛感させられました。
しかし、スタッフはもちろん、患者やメーカの方などはそう簡単に機械屋のイメージを払拭してくれません。
機械のことなら臨床工学技士に聞けっていう土壌が構築されているならなおさらです。
当たり前ですけどね。
そんな状況下で機械が嫌いだからって、いろんな案件を断ってたら仕事が無くなります。
というか「あんた誰なの?」となります。
最低限の知識を持ち合わせている必要があることも、働き出して感じたことのひとつです。
これは非常に悩みました。
転職すら考えましたもん。最初の頃は、間違えた道に行ってしまったと後悔ばかりしていました。
でも、せっかくなった職種。
そんな時にひとつの考えが。
ME1種への挑戦
コレを持って仕事をすれば、機械は嫌いでも院内での対応は可能なんじゃないかと考えたわけです。
はっきりいって、受験する前はこんなマニアックな試験受からないと思ってました。
工学系とは無縁の私が受かるはずがない(泣)。
でも、院内で信頼された業務を遂行するためには1歩を踏み出さないと行けない。
課題をひとつずつ乗り越えていく
ME1種の攻略はまた別の記事で書くとして、私が取った行動を説明します。
私のおススメするME1種の勉強方法はコチラ!
【ME1種合格法】書くんじゃねぇ!クルクルまわして口ずさめ
いきなり高い山を目指すのではなく、自分が攻略出来る小さい山から攻めていくことにしました。
現場に出てから数年が経っていたこともあり、座学としての知識がほとんど0。
とりあえずME2種クラスの資格を探そう。
そこからでした。
ひとつひとつ、塵も積もれば山となるを体現しようと考えたわけです。
それぞれの資格の難易度や攻略法についても、別の記事でご紹介しますが、コレが本当によかった。
さすがに全てを網羅出来たわけではなかったけれども、ひとつひとつの資格がME1種を攻略する手立てとなりました。
その過程で、医療機器の構造や原理を改めて学び、現場にフィードバック出来るようにもなりました。
中でも
この分野に関してほとんど臨床工学技士が携わっていない現状がありますが、この分野こそ立ち入っていくべきと感じています。
医療機器管理系の資格を取得していく中で、新しく興味を持つ分野が出てきたことは、非常に嬉しく思います。
認定士の資格取得の詳細はコチラを参照してください。
【認定士への道】臨床工学技士が目指すべき6つの学会認定資格まとめ転職検討やモチベーションが低下している方へ
私の後輩も同じなんですけど、ルーチン業務を続けていくと、どこかでモチベーションの維持が困難になります。
そうなると、技術や知識の向上ややる気の欠如につながっていきます。
私はそんな奴を見るのは嫌だし嫌い。
近くにもいて欲しくない。
マンネリ打破にはコレが一番!
マンネリ打破には「セミナー」や「勉強会」に行ってみるのもひとつ!
でも、そいつらの気持ちもわかるんです。何故か?
私も同じ様になったことがあるから。
あなたの希望する業務に就けていますか?
臨床工学技士の実際!希望している仕事があるならアピールして評価につなげよう
そんな時に救ってくれたのが、先に言った資格取得です。
でもホントなんです。
- 機械が嫌いで転職しようとする
- ルーチンだけでやる気の維持が難しくなり転職しようとする
これが一気に来ました(笑)。
すっごく辛かったし悩んだ。
資格取得、それも自分が苦手とする分野に挑戦しようとする意識がこれらを解決してくれました。
「何でもいいから取り組む!」これで少しは世界が変わるかもですよ。
私の場合は資格取得だったんです。
そこから一気に他の資格も取りました。
どうしても転職を考えている方はこちらの記事をどうぞ。
転職経験者が語る!転職を決意した地方の臨床工学技士はこう動く最後に
私が「資格取得していく理由」が少しはご理解出来たでしょうか?
同僚や先輩、上司から資格取得をけなされても、私は平気です(内心穏やかではないけどね)。
やる気を失っている人を見かけたら、絶対に何か助言してあげてください。
せっかく、同じ職種で同じ場所で働いているんですから。
嫌いなことに挑戦するのは、とっても疲弊します。
無理だったら違うことをすればいい。何か興味を持って欲しいと思う。
まあ、頑張って。
ではでは、またいつか逢う日まで…。
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