キカイガキライ

臨床工学技士と在宅医療との関わり!在宅医療機器の導入の実際の流れを見てみよう

time 2018/06/12

臨床工学技士と在宅医療との関わり!在宅医療機器の導入の実際の流れを見てみよう

どうも、クソキカイガキライMEブロガーswill(@me_swill)です。

 

前回からNPPVの紹介をしています。

>>NPPVのマスクフィッティングを覚え患者のQOL向上につなげる

>>NPPVの基礎から患者の継続した使用につなげる

 

在宅療法においてもNPPVは使用されています。

今回お話するCPAP(持続陽圧呼吸療法)。

当院では特にOSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)の方に対して、在宅にてCPAP療法を行っています。

※CSAS(中枢性睡眠時無呼吸症候群)の方はほとんど当院では接する機会がありません…。

 

在宅療法の導入から在宅移行まで、当院の流れをご紹介します。

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在宅導入の決定

 

当院でのCPAP療法導入(ここでは在宅へ導入ありきでのお話です)が決定の連絡が来た場合、まず私たちは導入患者の背景について見ていきます。

  • ADLは?
  • 理解度は?
  • 家族はいるのか?
  • 管理施設は?

などなど。カルテや看護師、ソーシャルワーカーに聞いて患者指導につなげます。

swill
機械の操作方法だけ教えれば?

 

そう思っちゃあいけない!

臨床工学技士だからといって、機械の説明で終わるのは非常によろしくない。

 

なぜか?

 

患者は未知の治療法、機械を使いなさいと言われて非常に戸惑っています。

そんな時にこの治療法について詳しく知っているスタッフが、患者の不安や疑問点を少しでも解消することは非常に重要だと思います。

 

看護師やソーシャルワーカーも、もちろんCPAPについてご存知かと思います。

でも、私たち臨床工学技士ももちろん詳しく知っています。

お互いの強みを活かして、チームで患者に接することが必要かと思います。

 

ある程度の情報収集が完了した後に、医師に導入指示書の作成を依頼して、患者に指導を始めていきます。

患者指導から入院中のフォロー

 

今回お話するCPAPを導入される患者は、比較的若い方(表現が難しい)が多いので患者指導は割とスムーズ。

 

超高齢で独居であるとか、全盲だけど介助者がいないとか。

 

そういう方の場合は、臨床工学技士が毎日患者の病室まで行ってCPAPの使用をマスターするお手伝いをしています。

もちろん、スムーズに導入が行けたとしても入院中は定期的にお話を聞きに行っています。

 

  • マスクが痛い
  • 喉が渇く
  • マスクのお手入れ方法をもう一回聞きたい

 

などなど。患者には、入院中なんでも聞いて欲しい旨を伝えています。

できるだけ長く使用して頂きたいですからね。不都合なことは入院中に解決です!

 

機械の電源ポチっと押して完了だから…

swill
これで患者指導とは言えないですよね。

退院してからの管理とフォロー

 

退院日が確定すると次の段階に行きます。

  • 機器の設置は本人がするのか?
  • 定期的な受診が必要性の説明。
  • ネムリンクなどによるデータ収集の実施による了承。

などなど。ここら辺になってくると、色々バタバタしてきます。

 

退院日が決まってから

「やっぱりこのマスクがいい」

「加湿器使わない」

などはもう日常茶飯事。

それだけワガママを言って頂ける間柄になったと、ポジティブに考えていきます(笑)。

swill
ドンドン言って(笑)。

 

その他には、メーカへの申し送りや、医事課などへの情報共有などに努めます。

これからの展望

 

退院したら、「はい」それで終しまい。

じゃあねー。

 

 

では、ダメだと思います。患者にとっては、退院してからが本番。

それをわかっているかいないかで、大きく入院中の接し方が変わると感じています。

 

残念ながら、当院では退院した後のフォローは全くなっていません。

ネムリンクでのデータ管理などで、なんとか繋がっていますが患者との接点はとても薄い。

 

その為に、退院してしまえばこっちのもんと捉えられてもおかしくない。

実際に私もそう考えていましたもん(笑)。

 

退院後のフォローを、導入から退院と継続して看ていくにはどうすればいいのか。

 

他の施設でやられている様に、実際にご自宅や施設に伺うのも一つかと思います。

管理状況の確認や、問題点などを、継続して関わりを持って行く。

 

その他にもCPAP外来によって、患者との接点を多くするのもアリかと。

とにかく、現状の関わりから一歩踏み出すことで、在宅療法に関わっていきたいと考えています。

最後に

 

今回は在宅療法導入の基本として、「CPAP療法の導入から退院までの流れ」についてお話しました。

臨床工学技士として、いろいろな分野で活躍されている先生方がいます。

その中でも個人的に参考にさせてもらっている「四季草々」の管理人hiroさん。

在宅療法の第一人者でもあるhiroさんの取り組みを、いつかは当院でもと考えています。

swill
臨床工学技士こそ在宅へ。

 

いつかはと思いますが、まずは人員の確保からですかね(笑)。

覚えること・やりたいことが沢山!

 

ではでは、またいつか逢う日まで…。

swill
キカイガキライでした。バイ!

 

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すいる

すいる

臨床工学技士として、入職し早10数年。インプットは増えども、アウトプットは増えない。 20代30代に出来ることをやっとかないと、40歳以降が本当に怖い。 何でも自分のプラス材料になると考え日々奮闘中です。

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