キカイガキライ管理人のすいる(@me_swill)です。
皆さんも、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
意外と難しいテレビとレコーダーの配線接続でのひとコマ…。
もうね、難しすぎる!
うあああぁぁぁってなる!
そこにさらに、ケーブルの種類がいっぱいあると来たもんだ。
HDMIならまだしも、DVI-IとかミニDINピンとか…。
今回はこのケーブルの種類と特徴などについてお話したいと思います。
私自身大嫌いな分野でもあります。間違っていたら指摘してください!
間違いなくマニアックな記事になるかと思います。
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映像音声ケーブルと臨床工学技士
今回なぜこのような記事を書くに至ったのかと申しますと、意外と臨床工学技士はこの「映像音声ケーブル」に携わる場面が多い。
以前の記事で少し触れた「術中映像記録」を取り扱う場面でも、音声を入力したりであったり、画面の切替の接続をしたりであったりと、多分に触れることがあります。
OP室業務を要チェック!
なぜ、臨床工学技士がこういうケーブルの配線をしなくてはいけないんだとお思いでしょうが、臨床工学技士だからこそやるんです。
医療機器に精通している=機械関連に強い
この方程式が成り立っている(かも)ように見られている臨床工学技士は、もちろん機械のケーブル類も強いと思われがち。
他の医療従事者から見られているならば、ある程度の知識を持っていないと、「頼まれたのにわかりません」じゃちょっと臨床工学技士としてはアレですよね?
というわけで、今回のケーブルの特徴を知って、少し自分に「ぷらす」になってみましょう!
ケーブルの種類と特徴一覧
それでは、コチラに代表的なケーブルをリストアップし表にまとめてみました。
よく聞くケーブルから、あまり聞かないケーブルまで多数ありますねー。
特徴を知り現場へ還元
このケーブルの特徴を知り、大きな成果を得るとするならば内視鏡手術がひとつ挙げられます。
近年の映像技術の進歩により、フルハイビジョンどころか4Kのモニターが出ています。
4K解像度(よんケイかいぞうど、フォーケイかいぞうど、英語: 4K resolution)とは、横4,000×縦2,000前後の画面解像度に対応した映像に対する総称である。Kは1,000を表すSI接頭辞「キロ」の意味で、横・縦の解像度を意味する4K2Kとも呼ばれる。現在民生用では「4K解像度」「4K」と言う場合、以下のどちらかを指して使われる。
※Wikipediaより引用
フルハイビジョンと比較して4倍の画素数になり、またフルハイビジョンでは表現しにくい色合いをより鮮明に、より詳細に再現できるため、内視鏡手術に求められるより繊細な手術が可能になることが見込めます。
当院では、このモニターのセッティングや、配線に関しては「臨床工学技士」が積極的に行っています。
- もっときれいな画質のモニターで見たい
- 機械が足りていないから、この機械とこの機械で手術できるようにして
- 現場からはいろいろな注文があります。
- 僕も見たいからここにモニター追加してよ
などなど、さまざまなオーダーが入ります。
いろいろな注文に対応できるのも、臨床工学技士としてだけでなく、いち社会人としての必須なスキル・考え方です。
この業務に関しては、決して派手さはありません。
一言で言ってしまえば
裏方
裏方といっても侮るなかれ!
いろいろな業務が組み合わさって、いろいろな職種が組み合わさって、患者に向き合っているのだということを忘れてはいけません。
最後に
今回は「ケーブルの種類と特徴」についてお話しました。
結構ディープな世界をご紹介しちゃいましたが付いて来られたでしょうか?
もろに臨床工学技士の「工学」の部分を表現する世界なので、少し敬遠しちゃいそうなんですが、現場ではとても必要な知識。
ある意味、臨床工学技士の養成校では教えてくれない知識ではないでしょうか?
ぜひとも参考にして頂きたい!
ちなみに、私が初めて手術室に入った時、先輩からこんな課題を課せられたことがあります。
まあ、結果がどうなったかはさておき(笑)、現場に来たらこういうことも言われる可能性もありますよっていうオマケでした。
ではでは、またいつか逢う日まで…。
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